嵐と松本 #020 いつ何時お好きなように。 初の依頼解決と思われた前回に第三者機関よりクレームが寄せられる。常に完璧な仕事を求められる男達が今回迎え撃つは「パチスロ北斗の拳将A-SLOT」。相手にとって不足なし。今回こそ、「ノーマルタイプの面白さ」を伝えつつ完全なる依頼解決に臨むのであった。
嵐と松本 #021 アラシステムの回。 これ以上ない完璧な依頼解決に気をよくする男達。旨い酒を酌み交わそうとしていたその時、事務所の電話が鳴り響く。事業が回り出したと意気揚々に取った受話器の先、依頼主はなんとなんとのあの第一線を行く現役バリバリプロスロッターの声。その依頼内容は、「北斗強敵で・・・
嵐と松本 #022 愛(出玉)を取り戻せ!! プロスロッター「ガリぞう」から持ちかけられた依頼に恐縮するも、勢いに乗じて現場へと乗り込んだ男達。ところが勢いとアラシステムだけでは転ばない「北斗強敵」という相手に四苦八苦する。気持ちを切り替え、業務遂行を目指していたところ、とうとうアノ男に奇跡が舞い降りる・・・
嵐と松本 #023 理想の地は何処へ。 依頼の連続解決に気をよくする男達に届いた一通の手紙。そこには二人の健闘を讃えると共に、一点だけある物足りなさを指摘した内容が綴られていた。なるほど、言い得て妙。ならばその忘れ物を「北斗修羅」にて取り戻しに行こうではないかと、今日も今日とて現場に繰り出すのであった。
嵐と松本 #024 振られて悔いなし。 幾度となく煮え湯を飲まされ、今回もその手強さを存分に見せつけてくれる北斗の刺客。二人の不甲斐の無さを嘲笑うかのように、カウンターのトレー上には整然かつ無造作に海苔が3枚置かれていた。しかし・・・後半早々、男達の悲願成就を叶えるかのように、希望の虹の橋が架かるのである。
嵐と松本 #025 あなたの笑顔と巨額の富。 「ATM探偵事務所」開店から早一年。各々の収支状況で持ち堪え、どうにかこの一年を凌げた事に安堵する男達であったが、依頼の連続解決には至らず、顔色はさえないままであった。今後の経営が危ぶまれる中、新年早々にやってきた依頼。それは仇討ちにも似た内容であった。
嵐と松本 #026 俺らが勝てればそれで良し。 沖縄スロット大攻略を依頼されたATM探偵事務所。今回は脳内パラダイス代行屋として意を決し、「沖ドキ!」に立ち向かった男達であったが、その展開は対照的な内容に。その差が広がるにつれ、二人の間に妙な空気と不穏な文言が飛び交い始める。「穀潰し」、「悪党」、「ラッシー」・・・
嵐と松本 #027 男達のリハビリテーション。 相変わらず「頼まれた事だけ出来ない」男達。探偵事務所のホットラインである黒電話のベルは鳴らず、封書の依頼も来ず。その静けさ故に耳鳴りがしてきそうなところで、とある男がドアの向こうからやってきた。そして男はこうつぶやいた。「リハビリ…」
嵐と松本 #028 松本バッチ、復活!? 見習いからの提言でリハビリに臨んだ男達であったが、即時復活の兆しを見せるも、結局は上げて落とされるパターン。さらには天井というどん底に突き落とされ、泣きっ面に蜂状態。神から男達に対する啓示は「可愛い子は千尋の谷に突き落として育てるのだ」という何ともスパルタなものだったのである。
嵐と松本 #029 GODPとSGGPと思わぬ訪問者。 久しぶりに鳴り響いた電話の内容、それは実にウイットに富んだ極めて流暢な会話であった。ブラウン管から這い出る「貞子」が如く、その電話の主は突如、バーの入り口を開けてやってきた。驚く男達に彼は「GODPの神髄を見せて欲しい」、そう懇願してきたのである。
嵐と松本 #030 全然大丈夫。 依頼の電話と共にBARのドアからやってきたコメディアン、キングコング梶原。「凱旋の勝ち方を指南して欲しい」との要望に、男達はこれ以上無い結果を見せつけるが、山を駆け上った後に谷に沈んで終わる事ほど無粋な結びは無いとの見解から、この後も奇跡を探しに向かうのであった。
嵐と松本 #031 ねだるな、勝ち取れ! 留守中に舞い込んでいた依頼の不達成を、寝耳に水な具合に報告されてしまった男達は、「人生そんなもんさ」とロックグラスを片手に笑い嘆いていた。そんな様子を笑いながら見ていた自転車泥棒のマスターは、自分宛に届いたというファンレターを開封し、「新基準機のーーー」と朗読しだしたのである。
嵐と松本 #032 背番号24のあの人に捧ぐ。 マスターが自分宛へのファンレターかと勘違いした封書の中には「新基準機の楽しみ方と勝ち方を教えてくれ」との依頼が切々と綴られていた。ならば「それには”パチスロエウレカセブンAO”しかない」と男達は口を揃えて豪語し、きゃつに立ち向かった。確かに楽しかった。趣もあった。しかし・・・
嵐と松本 #033 駄目になりそうな時、盾が1番大事。 誰しもが未熟で稚拙な時代があったはず。しかしながら、想像以上に愚拙で愚鈍だった男の過去をほじくり返してきた今回の依頼者は、「現在、敢えて海皇のもとへ参る根拠などあるのか?」との疑問が頭に充満しているとの事。「3つの神と自由に逢瀬を重ねられる」そんな時代の「敢えて」とは一体…
嵐と松本 #034 潜らせ上手は盾上手。 結論として神は降臨した。が、その御利益は如何にと問えば、なかなかに疑問が残る途中経過。「3つの神と自由に逢瀬を重ねられる」そんな時代に敢えて海皇に参拝する理由。それは「盾」との付き合い方だと男達は言うのだが…
嵐と松本 #035 これが漢の・・・危機。 依頼の達成感を肴に美酒を味わっていたところ、突如鳴り響いたベル。その電話の主とは、一人の女性に惑わされていたあの例の男だった。女への未練、新たな男への嫉妬。すっかり忘れていた彼らに託された願い…それは赤よりも青よりも豪奢な「超番長ボーナス」を捕まえる事であった。
嵐と松本 #036 絶頂。それすなわち絶望の頂。 調査報告である実戦素材が無風、すなわち「凪」(なぎ)の状態にあるということは、大海原のその穏やかで心落ち着く風情とは違い、画変わり無くただただ投資が嵩んでいくという辛抱の段階である。この静寂に風を巻き起こし、男達は「超番長ボーナス」を捕まえる事ができるのであろうか?
嵐と松本 #037 これは楽勝ですか?いいえ、辛勝です。 依頼者が尋ねる「赤よりも青よりも凄いもの」、要するに「超番長ボーナス」を調査し続けて早数ヶ月。血眼で掴んだチャンスを「楽勝」と放言するバンカラに翻弄され続け、未だその行方を掴めずにいた。諦めたらそこで調査終了。数万分の一の確率に挑む男達は、奇跡を具現化しようと常に抗うのである。
嵐と松本 #038 苦しみの先に。 目的はあくまでも「超番長ボーナス」であるが、調査費を浮かせる為には「長期旅行」に出なくてはならない。その旅への切符を得る為のキッカケが、あの競技の数々。「バドミントンと相撲とめんこ。斯様な種目をこの学園界隈で流行らせた奴がいるなら、今すぐここに連れてこい」と、男達は苛立っていた。
嵐と松本 #039 魔法おじさんのなんたるか。 ATM探偵事務所の男が「かわいすぎるパチスロライター」と入籍した。前回、「依頼者の恋人が失踪」という創設以来の大失態を演じてしまったにもかかわらず…だ。今回のかわいすぎる依頼を解決できなかった場合、いよいよ「不幸を売って幸を得る」獏な連中というレッテルが貼られるかも知れない。
嵐と松本 #040 奇跡っていうか…。 めでたい私生活とは裏腹に、最近の業務成績が弱りに弱っている男達。そんな彼らの元に舞い込んできた「まどマギシリーズでロングフリーズを引いて見せてくれ」というヘビーな依頼。重たい職場から逃げ出したくなる弱気に蓋をし、奥歯を噛みしめつつ改めて戦地に乗り込むのだが…。
嵐と松本 #041 サバンナの仇討。 事務所の家賃を滞納してしまっている男達がこのところの依頼解決率の低さを嘆き罵り合っているところにやってきた一人の男性客。「巨ちゃん」とマスターが愛称で呼ぶ事からおおよそ常連客であろうことは察しがついたが、なにやら深刻な悩みを携えているようだ。果たしてその内容とは一体・・・?
嵐と松本 #042 アラシステム、炸裂。 突然やってきた常連客「グレート巨砲」氏が抱える専らの悩みと言えば、「獣王」の勝ち方が全く持って見えない事だという。「アンタ達、ろくに家賃も払ってないんだから代わりに仇討ちしてやんなよ」と、マスターから勅命を受けた男達は、密林に光を見いだすべく、今日も喧噪の中に飛び込むのであった。
嵐と松本 #043 新妻の悩み。 依頼者からの手紙を読み始めようとしたその時、不意に鳴り出した事務所の黒電話。切羽詰まった様子で話し出した相手は、とある新妻。新婚生活満喫中、突然旦那にトラブルが降りかかったのだとか。北斗の叫び、そして北斗の呪い。男達は新妻をたしなめた後、今日もホールへ向かうのであった。
嵐と松本 #044 稲荷は三度も続かない。 今回の依頼者「エリちゃん」が語る相談内容にATM探偵の松本は驚きを隠せなかった。たまたまなる偶然なのか、それとも奇妙なパラレルワールドに迷い込んでしまったのか…。「北斗」という相手を前に翻弄される男達は、漆黒の絵柄を三つ揃いさせる事で謎を解いて見せようと足掻き続けるのである。
嵐と松本 #045 叩かなければいけないもの。 「最近は新機種が大量にリリースされたものの、小口導入が多く全てに手を付ける事がままならない。かといって、実は面白かった機械なのに触らずじまいで終わるのも実に勿体ない」。そんなマスターの会話を聞いてしまった男達は、家賃と引き替えにマスターの友人の手助けをする事となるのであった。
嵐と松本 #046 オシリの行方。 「モグラ叩き」の存在は認識していたが、「オシリ叩き」なるというゲームがあるとかないとか。世界規模の出来事だと力強く語る男は「お空の国にはお菓子のお城が建っているんだよ」と笑顔で話す子どものようにも映る。絵空事か現実か。それを確かめるべく、男達は再びホールへと向かうのであった。
嵐と松本 #047 HOBBY = ENJOY 冬めく季節の中でふと見付けた秋の便り。ぽつりと忘れ去られていたその文の中には、差出人の豪快腕白な名前からは想像できないほど丁寧な文脈で切々とした願望が綴られていた。大きな都と書いて「大都(だいと)」。細字を太字に変えるべく、今日も今日とて男達はホールへと向かうのであった。
嵐と松本 #048 時代の潮流 ~STRONG BELIEVE~ 依頼主の名は「四国のトンファー」。「愛して止まない大都機種の素晴らしさを世の中に広めて欲しい」といった風変わりな依頼内容に対し、ホームランバッターから安打製造器まで取り揃えたこのラインナップをどのように料理してくれようかと、男達は密かに胸を躍らせていたのだが…
嵐と松本 #049 神様に新年の挨拶を。 年末には新年の初詣を約束していたはずだった。ところが年明け早々、去年の厄災ともいうべき「家賃督促」からの逃走行動に出ざるを得なくなり、共に相方と落ち合えないトラブルに見舞われてしまう。一人は相方を捜すべくホールへ向かい、もう一人は見知らぬバーに立ち寄り、美人バーテンダーに・・・
嵐と松本 #050 神様は側にいる。 やりようがなく公園で佇む姿をマスターに見つかってしまった男、逃げるように飛び込んだ酒場の美人バーテンダーに運命を感じる男。すれ違いながらもそれぞれが年末に掲げた目的を「凱旋」と「ハーデス」に託しその瞬間を待ちわびているが、一方は順風満帆、また一方はイバラの天井まっしぐら…
嵐と松本 #051 小数点のその先に。 「LAGOON(ラグーン)」という単語には「サンゴ」とは別に「汚水処理貯水池」という意味があるのだとか。今回の依頼内容は、5.9という数字に括られたその黒い汚水処理貯水池から光を見い出す事。男達は両手に携えた二丁拳銃の撃鉄を起こし、いよいよ引き金に指をかけるのであった。
嵐と松本 #052 メガネの女にご用心。 男達は某共産国の軍歌のような歌を歌い、二丁拳銃を携えながら「アラシステムの成功率は信じる心の多寡が鍵を握る」と断言したのだが、立ちはだかる分厚い扉が開かない。そこで開かない「黒珊瑚」から空いてる「魔法少女」へ目標を変更。時代の狭間に産み落とされた5.9号機の良さとは果たして…
嵐と松本 #053 はじめてのガチンコ立ち回り。 耳が痛くなるような静寂の中、マスターからはおきまりの家賃の督促、そしておおよそ営業妨害と見られてもおかしくない仰々しいポスターを剥がしてくれと懇願される。黙って剥がす。それは闇の組織からの制裁を意味する。ならば未解決の依頼をガチンコで解決し、その全てを精算しようとするのだが・・・
嵐と松本 #054 幸せの長い毛。 閑古鳥が鳴く探偵事務所。見かねたマスターの鶴の一声によって未解決の依頼を精算するべくホールへと繰り出した二人は、「学園」と「職場」で大暴れする男達の勝負に巻き込まれていく。いかなる苦難困難に見舞われても、その甲高い声で「楽勝」と宣言する姿に、己の未来の姿を重ねるのであった。
嵐と松本 #055 あのリプレイ、このリプレイ。 「プレイ」に「リ」が付く事で「遊技」が「再遊技」、即ち『リプレイ』となる。遊技も人生も再び繰り返す事が出来たらどれだけ良い事か。そんな事を思いながら、今回の依頼を遂行するべくホールへ向かう。果たして確率が全設定同一の「リプレイ」の出現率にブレが生ずるのだろうか?
嵐と松本 #056 NO REPLAY NO LIFE 万人に対し平等に与えられた「リプレイ確率」。一体どれほどの時を費やせば1/7.3の「平等」は本来の確率に落ち着いてくれるのか。そして小役をカウントする意味と意義とは。そして1/7.3に翻弄される男を余所目にリプレイで一喜一憂できる機械と対峙する男。果たして今宵の酒は旨いか苦いか。
嵐と松本 #057 ひとりの方が出来るもん。 働き方改革が問われる中で、ここ最近の「おんぶにだっこ感」を憂い、残業に励もうとする男。なにやら恨み節にも思える依頼書を確認するやいなや、その男は「バジリスク」の火の海に飛び込んでいったのである。されば、誰しもが想像だにしなかった僥倖が…!
嵐と松本 #058 マイペースマイウェイ。 一人残業に臨んだ嵐であったが、見事プレミアムBCを引き当て事務所開設史上最速の依頼達成となった。そんな中、マスターたかはしゆいが突如ホール来訪。解決の事実を知らされたマスターは「時間に制限がある今からでも手になる機種を教えて」と言い、2人は「エヴァまご2」に足を向けたのである。
嵐と松本 #059 巻き起こせBONUS。 目上の人やお客様から「1ゲーム目から潰してこい」なんて事を言われたならば、必要以上に萎縮してしてしまったり、主義に反した行動を取ってしまうのは無理もない話。あたかもそんな感じの「圧」がある依頼を受け、男達は「華やかかつ、新しいノーマルタイプの立ち回り」を探しに行くのである。