#032 背番号24のあの人に捧ぐ。 マスターが自分宛へのファンレターかと勘違いした封書の中には「新基準機の楽しみ方と勝ち方を教えてくれ」との依頼が切々と綴られていた。ならば「それには”パチスロエウレカセブンAO”しかない」と男達は口を揃えて豪語し、きゃつに立ち向かった。確かに楽しかった。趣もあった。しかし・・・
#028 松本バッチ、復活!? 見習いからの提言でリハビリに臨んだ男達であったが、即時復活の兆しを見せるも、結局は上げて落とされるパターン。さらには天井というどん底に突き落とされ、泣きっ面に蜂状態。神から男達に対する啓示は「可愛い子は千尋の谷に突き落として育てるのだ」という何ともスパルタなものだったのである。
#051 小数点のその先に。 「LAGOON(ラグーン)」という単語には「サンゴ」とは別に「汚水処理貯水池」という意味があるのだとか。今回の依頼内容は、5.9という数字に括られたその黒い汚水処理貯水池から光を見い出す事。男達は両手に携えた二丁拳銃の撃鉄を起こし、いよいよ引き金に指をかけるのであった。
#065 ヘタクソに映る天才。 業績が上向いて浮かれ気分だが、好調な時に限って依頼は来ないものである。そんな折にマスターから「たまには三人で立ち回って勝負しない?」とのテストとも挑戦状ともとれるようなお誘いを受け、まんまと乗っかってしまう。この男達には「勝って兜の緒を締めよ」という諺を送りたい。
#048 時代の潮流 ~STRONG BELIEVE~ 依頼主の名は「四国のトンファー」。「愛して止まない大都機種の素晴らしさを世の中に広めて欲しい」といった風変わりな依頼内容に対し、ホームランバッターから安打製造器まで取り揃えたこのラインナップをどのように料理してくれようかと、男達は密かに胸を躍らせていたのだが…
#008 トマト入賞確率を凌駕する! トマト入賞率3分の1という確率を歪めようと目論む男たち二人は、あの手この手でその神が描く波を予想し続ける。「三択神」を崇めるのか、はたまた抗うのか。果たしてトライアンドエラーを続けた先には一体何が待ち受けているのか?
#045 叩かなければいけないもの。 「最近は新機種が大量にリリースされたものの、小口導入が多く全てに手を付ける事がままならない。かといって、実は面白かった機械なのに触らずじまいで終わるのも実に勿体ない」。そんなマスターの会話を聞いてしまった男達は、家賃と引き替えにマスターの友人の手助けをする事となるのであった。
#038 苦しみの先に。 目的はあくまでも「超番長ボーナス」であるが、調査費を浮かせる為には「長期旅行」に出なくてはならない。その旅への切符を得る為のキッカケが、あの競技の数々。「バドミントンと相撲とめんこ。斯様な種目をこの学園界隈で流行らせた奴がいるなら、今すぐここに連れてこい」と、男達は苛立っていた。
#044 稲荷は三度も続かない。 今回の依頼者「エリちゃん」が語る相談内容にATM探偵の松本は驚きを隠せなかった。たまたまなる偶然なのか、それとも奇妙なパラレルワールドに迷い込んでしまったのか…。「北斗」という相手を前に翻弄される男達は、漆黒の絵柄を三つ揃いさせる事で謎を解いて見せようと足掻き続けるのである。
#026 俺らが勝てればそれで良し。 沖縄スロット大攻略を依頼されたATM探偵事務所。今回は脳内パラダイス代行屋として意を決し、「沖ドキ!」に立ち向かった男達であったが、その展開は対照的な内容に。その差が広がるにつれ、二人の間に妙な空気と不穏な文言が飛び交い始める。「穀潰し」、「悪党」、「ラッシー」・・・
#024 振られて悔いなし。 幾度となく煮え湯を飲まされ、今回もその手強さを存分に見せつけてくれる北斗の刺客。二人の不甲斐の無さを嘲笑うかのように、カウンターのトレー上には整然かつ無造作に海苔が3枚置かれていた。しかし・・・後半早々、男達の悲願成就を叶えるかのように、希望の虹の橋が架かるのである。
#063 今日はホントに大丈夫。 精神的な原因などにより動作に支障をきたし、突然自分の思い通りの動きや意識が出来なくなる症状を「イップス」という。「モノ盗まれイップス」を抱えた探偵事務所のもとに、あのキングコング梶原がおよそ1年半ぶりに来店。「ハーデスイップスに見舞われた放送作家を救って欲しい」との事だが…
#050 神様は側にいる。 やりようがなく公園で佇む姿をマスターに見つかってしまった男、逃げるように飛び込んだ酒場の美人バーテンダーに運命を感じる男。すれ違いながらもそれぞれが年末に掲げた目的を「凱旋」と「ハーデス」に託しその瞬間を待ちわびているが、一方は順風満帆、また一方はイバラの天井まっしぐら…
#034 潜らせ上手は盾上手。 結論として神は降臨した。が、その御利益は如何にと問えば、なかなかに疑問が残る途中経過。「3つの神と自由に逢瀬を重ねられる」そんな時代に敢えて海皇に参拝する理由。それは「盾」との付き合い方だと男達は言うのだが…
#071 「由美」か「注」か。 相手がどれだけ搾ろうが、己の力を最大限に発揮することで103%の機械割を掻き出すという「ディスクアップ」に対し、かの有名女性外科医が言うように「私、失敗しませんので」と、宣言する男がいる。声高らかな発言は、相当な自信から来る物なのか、それとも壮大なフリなのか…。
#052 メガネの女にご用心。 男達は某共産国の軍歌のような歌を歌い、二丁拳銃を携えながら「アラシステムの成功率は信じる心の多寡が鍵を握る」と断言したのだが、立ちはだかる分厚い扉が開かない。そこで開かない「黒珊瑚」から空いてる「魔法少女」へ目標を変更。時代の狭間に産み落とされた5.9号機の良さとは果たして…
#055 あのリプレイ、このリプレイ。 「プレイ」に「リ」が付く事で「遊技」が「再遊技」、即ち『リプレイ』となる。遊技も人生も再び繰り返す事が出来たらどれだけ良い事か。そんな事を思いながら、今回の依頼を遂行するべくホールへ向かう。果たして確率が全設定同一の「リプレイ」の出現率にブレが生ずるのだろうか?
#066 目指せ5千枚。 好調の男達に対し、気分的に言い放った「たまには三人で立ち回って勝負しない?」というマスターの一言が二人に火を付ける。初手から「バジリスク絆」や「ディスクアップ」に向かうという、大人げない立ち回りに神はどんな裁きを下すのか?「三人寄れば文殊の知恵」?「三方一両損」?それとも・・・
#067 乗り越えなくてはならないもの。 「ならばルパンと星矢をおもいっきりぶん殴ってこい。話はそれからだ」と、マスターは言う。心の奥深くに刻み込まれたトラウマ。事なかれ主義で日々を送り、忌々しい思い出に蓋をして生きるのも一つの方法かもしれないが、男たるもの、しょっぱい記憶は軽いタッチで乗り越えなくてはならないのである。
#057 ひとりの方が出来るもん。 働き方改革が問われる中で、ここ最近の「おんぶにだっこ感」を憂い、残業に励もうとする男。なにやら恨み節にも思える依頼書を確認するやいなや、その男は「バジリスク」の火の海に飛び込んでいったのである。されば、誰しもが想像だにしなかった僥倖が…!